引越しをキャンセルしたら高額のキャンセル料を請求された

「やむを得ず引越し業者にキャンセルを申し込んだら高額のキャンセル料を請求された・・・」


どうしても引越し当日に引越しできなくなったり、一旦契約したものの、よく考えるとサービスに不満があり業者を替えたいなど、こちらの都合でキャンセルをする事もあるかも知れません。
もし、このときに高額のキャンセル料を請求されたら、どうするでしょうか?

こちらの都合でキャンセルしたのだから、何か後ろめたくて払ってしまいそう・・・という方もいるかも。

しかし、ちょっと待った!

キャンセルはいつ申し込みましたか?場合によっては、不当な請求を受けているかも・・・

■引越し業者へのキャンセル料は「引越約款」によって定められている

実はキャンセル料って決まっているんです。

具体的には

引越し日の前々日までにキャンセル・・・無料
引越し日前日にキャンセル・・・見積運賃の10%
引越し日当日にキャンセル・・・見積運賃の20%

となっており、当日にキャンセルしても見積もりの20%と、そんなに高額になる訳ではありません。

ちなみに延期、時間変更の場合も、上記と同じになります。

「思っていたより安かったので、当日にキャンセルしようかな・・・」という考えなら間違い。
追加料金が発生する場合もあります。

既に受けたサービスには追加料金が発生

キャンセル料とは別に、引越業者が既に実施し、又は着手した附帯サービスに要した費用(見積もり書に明記したものに限る)については業者側で請求できます。
これも、「引越約款」に定められています。

引っ越し業者では、梱包用のダンボールをくれるサービスも多くなりました。また、特典で洗剤などの賞品を貰えるところも。
使用したダンボールは、買取になるのか返却か、未使用のものについてはどうか、各業者により違うので、確認を取りましょう。

「引越約款」によって定められているものは、基本的にはどの業者にも当てはまることです。
万が一、不当な請求を受けた場合は、悪徳業者の疑いもアリ!

この様なトラブルにならないように、キャンセルの発生のケースについては、引越し前に頭に入れておきたいですね。
もし、どうしてもキャンセルしなければいけなくなったら、なるべく早いキャンセルを心がけましょう。