引越し先に荷物が届いたので、荷解きをしてみたらあるはずの荷物が無い・・・
考えただけでもゾッとしますね。
このような場合は、補償の対象となるのでしょうか?
結論から言うと、”難しい“ようです。
そもそも荷物の紛失を証明するのが難しく、しっかりとした証拠が無ければ、なかなか認められないのが現状だからです。
完全な対策をとるとすれば、「荷造りから引越し作業が終わるまでの1部始終をビデオカメラでしっかりと記録しておく」位しなければいけません。
まずは、搬出するときの荷物の量(ダンボールの数や大型家財の台数)を把握し、搬入するときに量を確認することを忘れずに。
単身引越しの場合は荷物の量が少ないので、確認も容易にできると思います。
また、引越しから数日経ってから、荷解きするものもあると思いますが、このときに紛失が発覚すると証明するのが更に難しくなります。
できれば荷解きするときは、引越し作業中のスタッフさんがいる間に確認したいものです。
荷造りする際には、ダンボールの個数の確認と、このダンボールには何が入っているか細かく記載するなどの対策をとっておきましょう。
しかし、紛失したときに証明ができるような対策も大事ですが、貴金属、現金、キャッシュカードなどの貴重品、パソコンなど個人情報が詰まっているものは自分の手で運ぶのが一番効果的です。
まれに保障されたケースも聞きますが、奇跡を期待せずに、大事な荷物は自分で管理するように心がけましょう。
信頼ある業者さんなら運搬には細心の注意を払っていますが、自分で取れる対策はとっておいて損は無いです。